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AUTOSAR CP概論(2回目) [オンライン開催]

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開講日 2020年10月27日(火曜日)
開講時間 09時30分から17時00分
(09時00分開場,集合時刻09時15分)
受講申込期間 2020年10月12日(月曜日)24時まで
受講料 25,000円(税込)
enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」のコース受講料に含まれますので,同コースの履修者には請求しません.
定員(先着順) 名古屋会場:28名,東京会場:12名  オンライン会場:40名
会場・留意事項 ・テキストは,受講者に事前に送付します.
・勤務先や自宅などから,Webで受講してください.
・Webでの講義配信に,Zoomを使用します.
・必要な機材は,PC,ヘッドセット,通信環境です.カメラは任意です.
 詳しくは,こちらでご確認ください.
https://zoom.us/test でZoomの基本動作を確認できます.
・オンライン講義実践ガイドは,http://enpit-pro-emb.jpをご参照ください.
・初めてZoomを使用する受講者には,事前に接続テストを行いますのでご安心ください.
・質疑応答やグループワーク(発表含め)等は,Zoomで実施します.
・修了テストは,Webテストや,問題のWeb配信とE-mailでの提出などで実施します.
・ネットワークトラブルにより受講ができなかった受講者には,後日に録画データを配信します.
講師 浅野友宏(富士ソフト株式会社)
講師は都合により変更する場合があります
講座概要

この科目は,AUTOSAR CP(クラシックプラットフォーム)について学びます.

AUTOSARは,車載ハードウェアの違いを吸収し,車載アプリケーションソフトウェアの部品化と流通を促進するために,基本ソフトウェア(BSW)とランタイム環境(RTE)の仕様を定義しています.現在,それらの仕様に 準拠したソフトウェア実装が,各社から段階的に提供されつつあります.今後,AUTOSARに対応したアプリケーションソフトウェアの開発が進むと,プログラムの部品化が進み,モデルベース開発が主流になり,アプリケーション開発者は,OSや通信プロトコルを意識する必要が無くなると期待されています.

本講座では,AUTOSARアーキテクチャの全体像や,AUTOSARを構成する代表的なコンポーネントである,RTE,OS,COMを中心に,AUTOSARを用いた車載アプリケーションソフトウェアの開発手法について解説します.

本講座は,平成24年度に実施した"OSにフォーカスしたAUTOSAR概論"の内容を拡張し,より多くの方々にAUTOSARについて理解頂きやすいよう,再編成したものです.

実習機材 特になし
到達目標 ・AUTOSAR CP(クラシックプラットフォーム)の概要を理解する
・AUTOSARのRTE, OS, COMの概要を理解する
対象者 以下の(1)(2)の条件がOR条件の方
(1)車載アプリケーションソフトウェアの開発に従事している,もしくは従事する予定の方
(2)AUTOSARに興味のある方
前提条件 ・C言語の知識があること
講義計画 1.車載組込みシステム開発の課題とAUTOSAR
2.AUTOSARの概要
3.SW-C(ソフトウェアコンポーネント)とVFB(バーチャルファンクショナルバス)
4.RTE
5.OS
6.COM
7.AUTOSARメソドロジに従った車載アプリケーションソフトウェア開発
8.モデルカーを題材にしたAUTOSARソフトウェア開発事例
評価方法 enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」履修者がこの科目を受講した場合の修了認定基準は,次のとおりです.
・理解度テスト60点以上
・全時間数を出席していること
これまでに受講された方々の声
  • AUTOSARの概要が良くまとめられていて,全体を把握することができました.
  • AUTOSARの考え方で作成されたソフトの修正をやっているが,RTEがどの情報がわからなかったので開発で苦労していた.今回,AUTOSARの中身がある程度理解がすすめ,開発にも役立つと思う.
  • 現場でAUTOSARを適用したソフトの開発評価を行っているがAUTOSARのBSWについては,ブラックボックスでやってきたため苦労が多かったが,考え方と構成について理解することができたため,業務を円滑に進められると思われる.
  • RTE,OSに関しての知識はほとんどなかったため,本日の受講内容が役に立つと考える.また,Comに関しても整理できて良かった.
  • AUTOSARを使ってアプリケーションを開発する場合,基本的なプログラミングの方法が理解できました.
  • 業務においてAUTOSARを使用しているが,設計に活用できていなかった.システム設計から行うことで,有効活用したい.
  • なんとなく理解していたAUTOSARが本講座により,理解が深まった.あとは実務での応用が必要と感じている.
  • AUTOSAR仕様書のみでは理解できなかった内容が多く含まれていた.
  • アプリ側の知識はあったが,BSW側の知識が不足していたので,その欠点をある程度解消できたと思います.
  • AUTOSARを利用した実装例の紹介があり,かなりイメージすることができた.
  • 海外の自動車メーカーではAUTOSARが主流になりつつあると聞いて,その動向, そもそもAUTOSARとは何なのかが知りたくて受講した.普段の業務ではT-kernel を使用してPFを構築しているが,違いが良く分かった.最後に実装コードを見せて頂いたことで,理解しやすかった.
  • AUTOSARの概念だけでなく,実践的な内容もあり,能力向上するための知識を得ることができた.
備考
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