AUTOSAR CP OS仕様とTOPPERS/ATK2の使い方(1回目) [対面開催]
*10月11日に開催予定の(2回目)と同じ講義内容です.「備考欄」も併せて参照ください.
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開講日 | 2023年06月30日(金曜日) |
開講時間 | 09時30分から17時00分 (09時00分開場,集合時刻09時15分) |
受講申込期間 | 2023年06月18日(日曜日)24時まで |
受講料 | 30,000円(税込) enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」のコース受講料に含まれますので,同コースの履修者には請求しません. |
定員(先着順) | 20名 |
会場 | 名古屋大学 ナショナル・イノベーション・コンプレックス(NIC)館3階大会議室(アクセス) |
講師 | 高田光隆(名古屋大学) 講師は都合により変更する場合があります |
講座概要 | 車載アプリケーションソフトウェアの開発分野においてAUTOSARの導入が進んでいます.AUTOSARの導入により,アプリケーションソフトウェアの再利用性は向上しますが,引き換えとしてメモリ使用量や処理速度等のオーバーヘッドが増大してしまうことが懸念されています.この問題に対応するには,アプリケーション開発者が,ソフトウェアコンポーネントだけでなく,RTE,BSWの仕様/実装も理解した上で,ECU全体の構成を考慮して最適化等を行いながら開発できることが重要となります. 特に,すべてのコンポーネントを動作させるOSは,AUTOSARアーキテクチャを支える土台であり,その仕様/実装を理解することによって,AUTOSARアーキテクチャにおけるソフトウェア開発や最適化(チューニング),デバッグ等を容易にすることが期待できます. 本講座では,BSWを構成するモジュールの一つであるAUTOSAR CP(クラシックプラットフォーム)OSを,我々が開発しTOPPERSプロジェクトから公開したTOPPERS/ATK2を題材に,解説します. 本講座では,AUTOSARの基本セットであるシングルコア向けのSC1の範囲を対象とし,メモリ保護やタイミング保護は対象外となります. 本講座は,既にAUTOSARを使用されている方,AUTOSARの導入を計画されている方に最適です. 本講座は,名古屋大学で実施した共同研究「次世代車載システム向けRTOSに関するコンソーシアム」 |
実習機材 | 講義当日は, 受講者1人につき1台,WindowsPCと演習ボードをお貸しします. |
到達目標 | ・AUTOSAR CPの概要を理解する ・ATK2の使い方を理解する |
対象者 | 以下の(1)(2)の条件がOR条件の方 (1)車載アプリケーションソフトウェアの開発に従事している,もしくは従事する予定の方 (2)AUTOSARに興味のある方 |
前提条件 | ・APIの使用方法, タスク, 割込みの概念などを理解していること(OSの種類は不問です) |
講義計画 | 1.リアルタイムOSの基礎 2.AUTOSARにおけるAUTOSAR OSの位置づけ OSEKに追加された概念 スケーラビリティクラス,マルチコア 3.AUTOSAR OSの機能 タスク,割込み処理,イベント,リソース,カウンタ アラーム,スケジュールテーブル,起動/終了,フックルーチン,その他 4.TOPPERS/ATK2の概要 AUTOSAR OS仕様の曖昧点 ATK2外部仕様 TOPPERS/ATK2の紹介 開発・実行環境の使用方法 タスク管理機能 割込み管理機能 同期機能(イベント,リソース) アラーム,カウンタ |
評価方法 | enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」履修者がこの科目を受講した場合の修了認定基準は,次のとおりです. ・指定演習課題の成果デモンストレーションにより評価する ・全時間数を出席していること |
これまでに受講された方々の声 |
*こちらのオンライン講義実践ガイドページから,受講者の皆様からenPiT-Pro Embの講義について語っていただいた,受講者の声(インタビュー形式)がご覧いただけます. |
備考 |
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