NEP|名古屋大学組込みシステム人材育成プログラムNEP|名古屋大学組込みシステム人材育成プログラム

要求仕様書と設計書の作成技術(2回目) [オンライン開催]


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開講日 2020年11月12日(木曜日)
開講時間 09時30分から17時00分
(09時00分開場,集合時刻09時15分)
受講申込期間 2020年09月01日(火曜日)~2020年10月28日(水曜日)24時まで
受講料 20,000円(税込)
enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」の履修者は,コース受講料に含まれますので科目単位では請求しません.
定員(先着順) 28名  オンライン会場:40名
会場・留意事項 ・テキストは,受講者に事前に送付します.
・勤務先や自宅などから,Webで受講してください.
・Webでの講義配信に,Zoomを使用します.
・必要な機材は,PC,ヘッドセット,通信環境です.カメラは任意です.
 詳しくは,こちらでご確認ください.
https://zoom.us/test でZoomの基本動作を確認できます.
・オンライン講義実践ガイドは,http://enpit-pro-emb.jpをご参照ください.
・初めてZoomを使用する受講者には,事前に接続テストを行いますのでご安心ください.
・質疑応答やグループワーク(発表含め)等は,Zoomで実施します.
・修了テストは,Webテストや,問題のWeb配信とE-mailでの提出などを検討中です.
・ネットワークトラブルにより受講ができなかった受講者には,後日に録画データを配信します.
講師 山本雅基(名古屋大学)
講師は都合により変更する場合があります
講座概要 要求者の出す要求がそのまま実現できる場合は少なく,技術やコストなどの制約のもとで,要求者と開発者が協力して,矛盾や曖昧さのない明確な要求仕様書を作成しなければなりません.多くの場合,明確な要求仕様書の作成は,要求を受けて開発を行う組織が作成します.そのために,開発者には,要求を聞き出す技術と,要求仕様書を作成する技術が必要です.
他方,設計工程では,その要求仕様書を受けて,設計書を作成します.組込みソフトウェアの設計には,RTOSやハードウェアの基礎知識が必要です.その上で,適切なモジュール分割やデータ構造やアルゴリズムの選定などを行います.それらを,設計書として明確に文書化する技術が必要です.
本科目では,要求仕様書と設計書に「何を」「どのように」記述すれば良いのかに着目して,要求定義工程と設計工程をひもときます.
本科目の受講により,要求定義と設計の技術が向上します.
要求定義工程と設計工程に従事する技術者の方に適する科目です.
実習機材 特になし
到達目標 ・要求仕様書と設計書の作成技術を理解する
・発想法を理解する
対象者 ・組込みシステム開発において要求定義を行う方
・組込みシステム開発において設計を行う方
・組込みシステム開発の管理者の方
前提条件 何らかの組込みシステム開発の経験があること
講義計画 1. テクニカルライティング基礎
2. 要求仕様書の記述項目
3. 要求仕様書の事例分析
4. 設計書の記述項目
5. 設計に必要なRTOSとハードウェアの基礎知識
6. 発想技術
7.チーム開発技術
評価方法 enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」履修者がこの科目を受講した場合の修了認定基準は,次のとおりです.
・理解度テスト60点以上
・全時間数を出席していること
これまでに受講された方々の声
  • “要求”と“要求仕様”の違いを意識し顧客の“要求”を感動品質の要求仕様書へと落とし込む為の考え方や手法を知ることができた。
  • 漠然と要求仕様書と言われていたときに何を書くとよいかわからなかったが、目次をしっかり書くことで、何を書くとよいか整理できそうなので参考になった。
  • 設計手法というより、設計書や要求を書くためにどんな技術が必要なのか?という事を視点で講義いただいたので自分や自社に足りていない事や、今後実施していきたい事が具体的になった。
  • ソフトウェアアーキテクチャ設計をする上で重要なまとまりの考え方を知ることができた。
  • 自社業務にて文書の作成をたびたび行ってきたが、方法については学んだ経験がなく、既存のドキュメントの流用によって切り抜けてきた。今回の講義を受けて、またドキュメントを作成することがあれば、より品質の高いドキュメント作りができるのではないかと思う。
  • 仕事内容と直結している講義内容だったため、理解が深くできたし、学んだことを活用できると感じた。上司や先輩から学んだことと同じ内容があり、内容の重要性を感じた。
  • 備考
    • 複数回開講する科目の場合,改良を目的として教材をマイナ改訂する場合があるので,完全に同一の内容とならない可能性もございます.しかし,到達目標や扱う内容に変わりはありません.
    • お申込みや開講に関わる諸条件は,公開講座開講規約のページをご覧ください.
    • enPiT-Pro Emb向けの文部科学省BP要件該当授業時間数(実務家教員)情報:この科目は6時間です.
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