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AUTOSAR CP概論(1回目) [e-Learning+Zoom]

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開講日 [e-Learning] 2022年06月13日(月)~2022年07月12日(火)
[Zoom講義] 2022年07月13日(水)
開講時間 [e-Learning] 90分程度の動画コンテンツを期間内に視聴
[Zoom講義] 10時00分~16時00分 (9時30分開場)
受講申込期間 2022年05月26日(木曜日)24時まで
受講料 30,000円(税込)
enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」のコース受講料に含まれますので,同コースの履修者には請求しません.
定員(先着順) 40名
会場・留意事項 ・本科目は,オンデマンド(e-Learning)とオンライン(Zoom)講義を組み合わせて行います.
・テキストは,受講者に事前に送付します.
・勤務先や自宅などから,Webで受講してください.

[オンデマンド(e-Learning)]
・Google Classroomを用いて,事前学習コンテンツを視聴します.
・受講期間内ならば何度でも視聴できます.

--- 注意 ---
会社がGoogleサービスへのアクセス制限をかけている場合は,社内ネットワーク経由での受講ができません.
その場合は,自宅のネットワークを用いて受講してください.

[オンライン(Zoom)]
・Webでの講義配信に,Zoomを使用します.
・必要な機材は,PC,ヘッドセット,通信環境です.カメラは任意です.
 詳しくは,こちらでご確認ください.
https://zoom.us/test でZoomの基本動作を確認できます.
・オンライン講義実践ガイドは,http://enpit-pro-emb.jpをご参照ください.
・質疑応答やグループワーク(発表含め)等は,Zoomで実施します.
・修了テストは,Webテストや,問題のWeb配信とE-mailでの提出などを検討中です.
・ネットワークトラブルにより受講ができなかった受講者には,後日に録画データを配信します.
・インターネット回線(モバイルルーター含む)は,通信容量制限や速度制限のない契約プランでご使用ください.
 制限を超えると画像が映らない,音声が途切れる等のトラブル発生の可能性があります.
講師 浅野 友宏(富士ソフト株式会社)
講師は都合により変更する場合があります
講座概要

この科目は,オンデマンド(e-Learning)での事前学習とオンライン(Zoom)講義を通じて,AUTOSAR CP(クラシックプラットフォーム)について学びます.

AUTOSARは,車載ハードウェアの違いを吸収し,車載アプリケーションソフトウェアの部品化と流通を促進するために,基本ソフトウェア(BSW)とランタイム環境(RTE)の仕様を定義しています.現在,それらの仕様に準拠したソフトウェア実装が,各社から段階的に提供されつつあります.今後,AUTOSARに対応したアプリケーションソフトウェアの開発が進むと,プログラムの部品化が進み,モデルベース開発が主流になり,アプリケーション開発者は,OSや通信プロトコルを意識する必要が無くなると期待されています.

本講座では,これから車載組込みシステム開発に従事される方や,はじめてAUTOSAR CPを使用される方を対象に,eラーニングによる事前学習で「車載組込みシステム開発の課題と動向」,「プラットフォームベース開発とAUTOSAR」など,車載組込みシステム開発やAUTOSAR CPの概要を解説します.
ライブ講義では,e-Learningでの自己学習をベースにAUTOSARアーキテクチャの全体像や,AUTOSARを構成する代表的なコンポーネントである,RTE,OS,COMを中心に,AUTOSARを用いた車載アプリケーションソフトウェアの開発手法について解説します.

既に車載組込みシステム開発に従事されている方は,事前学習を通して実務の場で直面する課題を振り返り,自分がどの部分を知りたいのか自ら判断し,計画的に予習に取り組むことにより既習経験や知識を再認識することができます.

こちらのオンライン講義実践ガイドページから,過去の講座概要(Zoom講義)がご覧いただけます.

実習機材 特になし
到達目標 ・AUTOSAR CP(クラシックプラットフォーム)の概要を理解する
・AUTOSARのRTE, OS, COMの概要を理解する
対象者 以下の(1)(2)の条件がOR条件の方
(1)車載アプリケーションソフトウェアの開発に従事している,もしくは従事する予定の方
(2)AUTOSARに興味のある方
前提条件 ・C言語の知識があること
講義計画 <講義形式>1〜3:オンデマンド(e-Learning),4〜8:オンライン(Zoom)講義
1.車載組込みシステム開発の課題とAUTOSAR
2.AUTOSARの概要
3.SW-C(ソフトウェアコンポーネント)とVFB(バーチャルファンクショナルバス)
4.RTE
5.OS
6.COM
7.AUTOSARメソドロジに従った車載アプリケーションソフトウェア開発
8.モデルカーを題材にしたAUTOSARソフトウェア開発事例
評価方法 enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」履修者がこの科目を受講した場合の修了認定基準は,次のとおりです.
・理解度テスト60点以上
・全時間数を出席していること
これまでに受講された方々の声
  • AUTOSARの概念だけでなく,実践的な内容もあり,能力向上するための知識を得ることができた.
  • AUTOSARの考え方で作成されたソフトの修正をやっているが,RTEがどの情報がわからなかったので開発で苦労していた.今回,AUTOSARの中身がある程度理解がすすめ,開発にも役立つと思う.
  • RTE,OSに関しての知識はほとんどなかったため,本日の受講内容が役に立つと考える.また,Comに関しても整理できて良かった.
  • 海外の自動車メーカーではAUTOSARが主流になりつつあると聞いて,その動向, そもそもAUTOSARとは何なのかが知りたくて受講した.普段の業務ではT-kernel を使用してPFを構築しているが,違いが良く分かった.最後に実装コードを見せて頂いたことで,理解しやすかった.

  • こちらのオンライン講義実践ガイドページから,受講者の皆様からenPiT-Pro Embの講義について語っていただいた,受講者の声(インタビュー形式)がご覧いただけます.
備考
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